2009.
11.
14
00:00:00
前サイトのリサイクル2。
KAZU兄が好きだー!という思いからできたんだっか・・・もう覚えてないなぁ。
わたしは喧嘩ネタが好きなんだろうか。
リサイクルが続けて喧嘩ネタです。
中学生時代の久慈、戸田、手塚、住吉、上月のやんちゃ。
KAZU、YOUはPuppenspielerのバンド組から。
KAZU兄が好きだー!という思いからできたんだっか・・・もう覚えてないなぁ。
わたしは喧嘩ネタが好きなんだろうか。
リサイクルが続けて喧嘩ネタです。
中学生時代の久慈、戸田、手塚、住吉、上月のやんちゃ。
KAZU、YOUはPuppenspielerのバンド組から。
なぜこんなことになったかなど、些細な原因は覚えていない。
ただ目の前にいる動物が邪魔だと思うだけだった。
「だから言ったじゃんっ。ここ汚いよってぇ〜」
司の明るい声に意識を戻した。
「でも近いんだろ〜?いいじゃん、こんなのくらい。さ、上総、手塚、存分にお相手してこい」
偉そうな態度の戸田に手塚が笑い、上総は肩を軽く回している。
「それで、こいつはこんなこと言っているが参謀?」
「・・・仕方ないですね。躾のなっていない動物は嫌いです」
軽く同意を示すと手塚がまた、楽しそうに笑った。
「とっとと帰んぞ。アヤがうるせぇ」
上総の言葉が合図となって飛び出したのは司。
本当に、楽しそうな顔をして。
無駄に吠えることしか覚えていない動物は、耳障りな鳴き声を上げて気に障る。
「久慈、頭でも痛いのか?」
眉間を押さえていると隣りでヤジを飛ばしていた戸田が声をかけてくれる。
「いえ、うるさいので少し耳を塞ぎたくなっていただけです」
大丈夫だと返したつもりだったが、戸田の目の色が変った。
「よし。ちょっと待ってろよ。終わらせる」
言ったそばから後ろからきた男の腹に肘を食らわせている。
「・・・・期待しています」
そんなこと思っていないけれど。
さて、どうしましょうか。
邪魔にならないように動かずにいると、右や左を上総の蹴りを受けた人間が飛んでいく。
留守を頼んだアヤの事より、子守りを頼んだ翔君の事が心配でならない。
あと三人。
遠回りするよりは時間が掛からなかったでしょうか。
あぁ、両手にぶら下がる荷物が溶けてしまわないか気にしておかなければ。
「いい運動になったわ〜」
腰布の埃を払いながら司が戻ってくる。
「パンツにもついていますよ」
「ありがと〜。これお気にだから汚れるのイヤなのよねー」
頬にも汚れがついていたのでハンカチで拭ってあげると三人も戻ってきた。
「終わったぜ〜、帰ろう」
「待たせて悪かったな」
「いいえ。ご苦労様です」
手塚に荷物の片方を渡す。
上総が煙草を取り出そうとするのを司が止めている。
「綾ちゃんにバレルよぉ?」
「いい」
「翔が煙草嫌いだからダメ〜」
「お前が止められているだけだろうが」
「えへっ。そうとも言うかも?」
あいた道の真中を進みながら帰ろうとすると、後ろからまだ意識のあった人間に呼びとめられた。
「っくそ、名前くらい名乗らせてや・・・っひぃ!」
片手で手塚の視線を遮って答えた。
これくらいは礼儀だろうから。
「KAZUです」
「YOUだ」
意図を悟った上総が同じように名乗ると相手は大人しくなった。
睨みつけられでもしたのだろうか。
静かな中を僕たちの会話する音が響いていた。
先ほどと違ってこの五月蝿さは心地よかった。
「帰ったらみなさんシャワーを浴びてくださいね」
戻る場所はもうすぐだ。
*****
「なあ、YOU」
「なんや?」
「最近喧嘩とかしたか?」
控え室で休んでいるリーダーにKAZUは尋ねた。
この間から身に覚えの無い喧嘩を売られているKAZUは、その時でてきた名前に疑問を持っていた。
「はぁ?何言うてんのや。んなもん、昨日ライトん奴らとやったとこやん」
スタジオの利用方法について双方の意見が一致せず、熱くなったライト側と殴り合いをした。
KAZUは殴られないようにうまく立ちまわりながら、KEITAとREIを庇っていたのだ。
そのことを指してYOUは答えた。
「いや、個人的に」
「ないよ」
「そうか。どうも〜」
「どないしたん、んなこと聞いて」
お兄様に言いなさいと態度で語るYOUに、KAZUは話さないわけにはいかなかった。
「喧嘩を売られる。人違いだけどな。たぶん」
「なにがたぶんやね」
肩をすくめたKAZUは小さな声で白状する。
「あの子の喧嘩だったんじゃないかなぁと」
それで充分伝わった。
「ほー。んで?喧嘩売られてどないした」
ニヤリと笑いながら聞くYOUにKAZUは嫌そうに答える。
「高く買い取ってみましたっ!」
「そりゃ当然やな。よくやった」
骨の一、二本は頂いたと言う返事にYOUは褒めた。
「しばらくは五月蝿くなると思う。悪いな」
「可愛い弟クンに免じて許したる」
「・・・はぁ」
「さて、行こか」
ライブの時間になったようだ。
END
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脱稿2004.05.12 大星
再掲載2009.11.14 大星
ただ目の前にいる動物が邪魔だと思うだけだった。
「だから言ったじゃんっ。ここ汚いよってぇ〜」
司の明るい声に意識を戻した。
「でも近いんだろ〜?いいじゃん、こんなのくらい。さ、上総、手塚、存分にお相手してこい」
偉そうな態度の戸田に手塚が笑い、上総は肩を軽く回している。
「それで、こいつはこんなこと言っているが参謀?」
「・・・仕方ないですね。躾のなっていない動物は嫌いです」
軽く同意を示すと手塚がまた、楽しそうに笑った。
「とっとと帰んぞ。アヤがうるせぇ」
上総の言葉が合図となって飛び出したのは司。
本当に、楽しそうな顔をして。
無駄に吠えることしか覚えていない動物は、耳障りな鳴き声を上げて気に障る。
「久慈、頭でも痛いのか?」
眉間を押さえていると隣りでヤジを飛ばしていた戸田が声をかけてくれる。
「いえ、うるさいので少し耳を塞ぎたくなっていただけです」
大丈夫だと返したつもりだったが、戸田の目の色が変った。
「よし。ちょっと待ってろよ。終わらせる」
言ったそばから後ろからきた男の腹に肘を食らわせている。
「・・・・期待しています」
そんなこと思っていないけれど。
さて、どうしましょうか。
邪魔にならないように動かずにいると、右や左を上総の蹴りを受けた人間が飛んでいく。
留守を頼んだアヤの事より、子守りを頼んだ翔君の事が心配でならない。
あと三人。
遠回りするよりは時間が掛からなかったでしょうか。
あぁ、両手にぶら下がる荷物が溶けてしまわないか気にしておかなければ。
「いい運動になったわ〜」
腰布の埃を払いながら司が戻ってくる。
「パンツにもついていますよ」
「ありがと〜。これお気にだから汚れるのイヤなのよねー」
頬にも汚れがついていたのでハンカチで拭ってあげると三人も戻ってきた。
「終わったぜ〜、帰ろう」
「待たせて悪かったな」
「いいえ。ご苦労様です」
手塚に荷物の片方を渡す。
上総が煙草を取り出そうとするのを司が止めている。
「綾ちゃんにバレルよぉ?」
「いい」
「翔が煙草嫌いだからダメ〜」
「お前が止められているだけだろうが」
「えへっ。そうとも言うかも?」
あいた道の真中を進みながら帰ろうとすると、後ろからまだ意識のあった人間に呼びとめられた。
「っくそ、名前くらい名乗らせてや・・・っひぃ!」
片手で手塚の視線を遮って答えた。
これくらいは礼儀だろうから。
「KAZUです」
「YOUだ」
意図を悟った上総が同じように名乗ると相手は大人しくなった。
睨みつけられでもしたのだろうか。
静かな中を僕たちの会話する音が響いていた。
先ほどと違ってこの五月蝿さは心地よかった。
「帰ったらみなさんシャワーを浴びてくださいね」
戻る場所はもうすぐだ。
*****
「なあ、YOU」
「なんや?」
「最近喧嘩とかしたか?」
控え室で休んでいるリーダーにKAZUは尋ねた。
この間から身に覚えの無い喧嘩を売られているKAZUは、その時でてきた名前に疑問を持っていた。
「はぁ?何言うてんのや。んなもん、昨日ライトん奴らとやったとこやん」
スタジオの利用方法について双方の意見が一致せず、熱くなったライト側と殴り合いをした。
KAZUは殴られないようにうまく立ちまわりながら、KEITAとREIを庇っていたのだ。
そのことを指してYOUは答えた。
「いや、個人的に」
「ないよ」
「そうか。どうも〜」
「どないしたん、んなこと聞いて」
お兄様に言いなさいと態度で語るYOUに、KAZUは話さないわけにはいかなかった。
「喧嘩を売られる。人違いだけどな。たぶん」
「なにがたぶんやね」
肩をすくめたKAZUは小さな声で白状する。
「あの子の喧嘩だったんじゃないかなぁと」
それで充分伝わった。
「ほー。んで?喧嘩売られてどないした」
ニヤリと笑いながら聞くYOUにKAZUは嫌そうに答える。
「高く買い取ってみましたっ!」
「そりゃ当然やな。よくやった」
骨の一、二本は頂いたと言う返事にYOUは褒めた。
「しばらくは五月蝿くなると思う。悪いな」
「可愛い弟クンに免じて許したる」
「・・・はぁ」
「さて、行こか」
ライブの時間になったようだ。
END
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脱稿2004.05.12 大星
再掲載2009.11.14 大星



